我が家の住宅ローン事情

我が家の住宅ローン事情

我が家がマイホームを建築しようと思い始めたのは約10年前。その頃はまだ頭金になる様な資金は殆どなく、住宅建築は現実的ではありませんでした。
それに、主人の実家は築100年以上の大きな古い家で、義両親はもうその家を出ていた為、私達夫婦がその古い家をリフォームして住む予定になっていたのです。
新築するにしても、リフォームするにしてもかなりの額のお金が必要であることに違いはありません。だから、子供が出来る前に二人で一生懸命働きました。主人も私も若いとは言えない年齢で、妊娠や出産のタイムリミットもありましたが、主人が定年になるまでに返済出来る額しか借り入れをしたくなかったので、とにかく頭金を貯めることを最優先に考えました。
数年後1000万円近くのお金を貯めることができ、ちょうどそのタイミングで妊娠もできたのです。
実際、古い家を工務店に詳しく調べてもらうと、基礎もかなり傷んでおり大切な柱や梁もかなり大きく修繕が必要で、新築するより高額になってしまうとの事でした。
そこで、思い切って古い家を取り壊しその土地に新築の家を建てることになりました。
私は頭金で貯めた1000万円があれば、主人の定年までには余裕で返済できる借入額で済むと思っていたのですが、現実はなかなか厳しいものでした。
家は2階建の4LDK。こだわったのは2階の寝室にロフトを付けて大人の隠れ部屋的な空間を作ったり、お風呂を広めにゆったり入浴できるようにした所です。
他にも洗濯物を干せるサンルーフや、カーポートも設置して実際の価格は2500万円を軽く超えてしまいました。そこから頭金の1000万円を引いても、1500万円以上の借り入れです。それにもちろん利息がつきますから実際の返済額は2000万円近くの額になります。
子供が生まれ、私が暫く働けないことを考えると、月々の返済額はあまり多くしたくありませんでした。だから、結局主人が定年後も返済が残ってしまいます。
今の目標はなるべく早い時期に繰り上げ返済をして、返済期間を縮めることです。